ぼくの生き方 青春編その1
2日目にして既に心が折れつつありますが、意外と好評だったので頑張って続けます。
前回に引き続き青春編その1として綴っていきます。
前回まではこちらを参照してください
仲間
マニアックな音楽性はどんどんエスカレートしていくんだけど、一人でそこを攻めるのは流石に寂しい。
同じ趣味を持った仲間がいたら物凄い楽しいよね。
でも、中学生のクソガキが音楽そのものに興味を示すことすら珍しい時代*1に同じマニアックな趣味っていうのはもうほぼいない、そう思ってました。
まあ、これも運命だったんだろうねー。
たまたまメタリカだったと思うんだけど、違うクラスにいるちょっとガタイが良くて足がでかいやつ(まあ誰かは言わずもがな、だよ)に貸したんだよ。
そしたらもーハマってね!大ハマリ!!!そうなると自然と話す時間も多くなりお互い打ち解けるのに時間はかからなかった。
あともう一人また別のクラスなんだけど流行りもんが好きなチャラいやつ(こっちも言わずもがな、だな)がいて、そいつにも聞かせたら同じようにハマるわけよ。
今思うと、この2人に出会ってなければ単なるマニアックな音楽が好きな危ない少年で終わってたんだよな。そう考えると、これがぼくにとって仲間ってやつの最初の出来事だったんだよ。
高校進学
ちょっと言いづらいんだけど、ぼくはこれでも中学の頃はそれなりに頭良くてクラスでも上位チームに属していたんです。
でも、音楽にハマりギターをやりだした頃からガクンと落ちて最終的には中の下くらいなところで踏みとどまった感じです。
はっきり言って勉強大嫌いなんで全くやらなかったわけですよ。そりゃー成績落ちるわってことで。
高校は家の近くの高校にはなんとなく行きたくなかったんで、ちょっと遠い(いやかなり遠い!)茨城の私立の進学校へ行きました。
某大学付属の進学校なんですが、ぼくみたいな人でも入れた理由は試験が3教科制ではなく5教科制*2だったんです。
なので、社会と数学で点稼いで入った感じですね。
高校生活は楽しかったかと言われると、学校生活はクソつまらなかった。これだけは断言できる。クソつまらない。
軽音楽部っていうのに2年生までいたんだけど、先輩のバンドでギター弾かせてもらった時までは良かった。
でも先輩たちが卒業してからはほんとつまらない。(これわかってくれる人あまりいないと思う)
なので、とっとと外でバンドやってしまおうと思ったわけです。
初ライブ
まずぼくが最初にやり始めたのは中学の頃からの親友2人と共にやったS.O.D*3のコピーバンド。正確に言うとS.O.Dだけでなく当時好きだったスラッシュコア系のバンドのカバーをやってたんだけどね。
はっきり言って最初に始めたバンドだし演奏なんて下手くそ過ぎて泣けるわ。ちなみにその時のメンバー構成というと、ぼくと中学からの友人GTはギター、中学からの友人その2のNはベース、Voとドラムはぼくの先輩にお願いした。
GTもNも楽器初心者なんでヘッタクソなんですよwwww
いや酷いwww
それでも頑張って練習して初めてライブをするんです。場所は荒川沖っていう荒川とはなんのゆかりもない茨城のローカル駅付近にある倉庫。
あ、なんで荒川沖なんだろう。茨城なのに。
対バンは流山っていうところのちょっとやばい地域出身のバンドで、ジャーマンメタルのBlind Guardian*4をカバーしてるバンド。
まあ、彼らも同世代だし仲間も似たり寄ったりな感じなんですぐ仲良くなった。
ライブが始まり、対バンのBlind Guardianコピバンが始まるとどこから湧いてきたのかヤンキーだらけwww
まあこっちも人のこと言えなけどさw
ヤンキー大暴れみたいな感じよwww
程なくしてうちらの出番ですよ。
うちらはハードコアだからイケイケガンガンでいくぜ!!みたいな感じでステージに立ったわけです。
記念すべき1曲めは忘れもしないS.O.Dの名曲「MILK」です。
もうね、聴いたことある人はこの曲のイントロ流れただけで鳥肌モンなんです!!わかるよね??
そんな鳥肌モンのスタートをぼくらもドキドキしながら演奏し始めるんですよ。
ベースラインが特徴的なスラッシュチューン。
ががが、、、、、
ここでトラブル発生。
ベース間違えやがった!!!!!!!
そこ間違えちゃダメやろ!!!wwww
曲知ってる人ならわかるよね???
あそこ間違えたらだめやろって!!!!
やりやがったんですよ、彼は。Nは。
まあ今となっちゃー笑い話だけど、当時はマジで切れたね。
もうそこからはメチャクチャ。演奏も何もあったもんじゃない。
とにかくメチャクチャ。
ほろ苦いデビュー戦だったわけです。
本格的にバンドへ傾倒する
ほろ苦いデビュー戦も終わってしまえばネタですよ。3人なかよく毎晩朝までぼくの部屋でCDやラジオを聴いたり。ギター弾いたり、スケボーしたり、とにかくよく一緒に遊んだわ。
ぼくとGTはどんどんギターにハマっていき、新しいバンドやろうって息巻いてましたが、Nはなんだかんだバンド活動はやらなくなりましたね。(まあ散々ダメ出ししたからやる気が無くなったかw)
たぶんここからの話は某雑誌やら誰かさんんインタビューでサクセス・ストーリーとして知られているんだけど、せっかくなんでちょっと小話いれてみようか。
一般的なエピソードだと、ここでDiskUnion*5のメン募で集まったメンバーがその後ヌンチャクになるというのですが、ここはぼくのブログなんでぼくのことをもうちょいと書いてみようと思います。
ヌンチャクやる前にぼくは一人でメンバー募集、いわゆる自分以外募集ってやつをしてました。
なんとなくそこでも人は集まって、ぼくはベース、ギターはさっきの話で出てきたBlind Guardianのコピバンやってたジュン(仮名)で、ドラムがジャパメタ系バンドをやってた年上のお兄さんっていうメンツ。
Voがいないんでぼくがやってました。
もう今明かしますが、RED ZONEっていうちょっと痛いバンドです。
でも、当時はすごくてメジャーレーベル(KING RECORD)からCDも出してたんですよ。売れてたかどうかは知りません。ドラムのお兄さんが元々始めたバンドで、ぼくとジュンがあとから加入した形になったんです。
だからCDが売れてたとかは全くわかりません。
そのドラムのお兄さんはやたらと手数王で、すさまじいドラムロール捌きでしたね。
なんかそれが話題になってテレビ東京でやってた浅草橋ヤング洋品店(ASAYANですよ!)に出てました。まあぼくはそういうのどうでもいいって人だったんであまりわかりませんが。
当時のぼくからするとすごい実績なんですよ。なのでぼくもすごいウキウキしてました。
でも、実際はですね、ジャパメタっていうのも失礼じゃないかっていうくらい楽曲がつまらないwwww
本人(ドラムのお兄さん)はガーゴイルとかアイオンとか好きだったんで、そういう曲にしたんだろうけどほんとつまらない!!!
なので、とっととぼくは辞めちゃいましたwwww
さて、ここで小話終了。
ようやく本格的にバンドをやろうってなりましたw
さ、続き気になりますよね!
次回お楽しみに!!